ラグビーW杯 優勝の先に
ニワカですらない者がラグビーに触れるなんぞ大変烏滸がましいのは重々承知で、本日の案件。
日本戦を我が家のテレビが受信していたのは覚えております…そんな程度の認識だった、自分にとってのラグビーW杯。
本日は決勝戦で、ご存知の通り南アフリカが優勝。ラグビーファンというより、「スクールウォーズ」ファンの夫は、興奮しながらイングランドの監督のクダリに熱弁をふるっておりました←わかる人はわかるネタ。でも、やはり「ふぅん」的に興味が湧かなかったわたくし。
そんな時に、南アフリカ代表チームで黒人初のキャプテンを務めたシヤ・コリシ選手の優勝コメントが流れまして。
前述のとおり、全くラグビーのラの字も知らず、ましてやシヤ・コリシ選手について知る由もないレベルのわたくしですが、彼の優勝コメントを耳にした時に「あぁ、この人はこのコメントを言うために優勝したかったのかなぁ」と、ふと感じたんだよね。
彼は、さかんに「南アフリカは問題を抱えている」と言い「人種等の様々な問題を抱えているが、チームは手本になるような団結をして戦った。自分のためではなく国のため」と続けた。
世界の場でのスピーチは人々への影響力が大きい。訴えたいことは、注目される場で語るにかぎる。ならば、ワールドカップの場で! 優勝のコメントで!
…と、ニワカですらないラグビーど素人ですら、強い説得力を感じずにはいられなかった名スピーチでした。