なんとかやってます

ジャニーズWESTとか子育てとか

もうすぐ父が亡くなります

今週のお題「おとうさん」

 

寂しいとか悲しいとか、それは母に任せて葬儀の相見積もりをとる日々。葬儀後に控えているまともじゃない父方親戚や菩提寺とのイザコザも私の担当。付け焼き刃の聞きかじり民法で、どこまで太刀打ちできるかわからないけどやるしかない。

 

仲の良い父娘ではなかった。というか、中学くらいからまともに口もきいてない。父は簡単に言えば、よくある例の世代のオジさん。

なまじある程度の学歴があるからか、実行力はないもののプライドだけは高い、小心者の口だけ番長。本当は人見知りだけれど、酒を飲んで話すと気が大きくなれるから飲むのは好き。いつも偉そうで人の言い分など聞かず、すぐ怒鳴る、二言目どころか一言目から…まあ、ムスメから嫌われる父親、もとい女から嫌われる男のテンプレみたいな人。

父の人生は側から見る限り、そんなに運も良くなかったようだけど、唯一かつ、最大のアタリは母と結婚したことかもしれない。食事も排泄もままならなくなった今でも優しくしてもらえてよかったね。「きちんとお父さんを看取らなかったら、私が後悔するから」と話す母。暴力こそなかったものの、ほぼ毎日、怒鳴られて理不尽なキレ方をされ、それでもなお、優しくできるのは純粋に凄いと思う。でも、それを「素晴らしい理想の夫婦の姿」と美化する気持ちはさらさらない。父がこんな状態でも、私には母の気持ちが全く理解できないから。

 

なくなる間際だからと言って、簡単に父を許したり悲しがったりするのは子供時代の自分に申し訳ないから、きっと父を嫌ったまま最期の時を迎えると思う。

もしかすると、父が亡くなってから優しく見送らなかったこと後悔するかもしれないけれど、反発しながら見送るのも、それはそれでいい。最後まで分かり合えなかった「父と私」らしくていい。